オギノ式をおこなうにあたって
どうしても注意しなければならないことがあります。
それは、まず
「オギノ式は避妊の成功率がそれほど高くない避妊法である。」
とういことを理解することです。
避妊の成功率が高いものにはピルやコンドームがあげられます。
ピルであれば約5%の失敗率であり、
理想的な状態で使用していれば失敗率は約0.1%程度だといわれています。
また、コンドームであれば失敗率は約14%で、
理想的な状態であれば約3%といわれています。
しかし、オギノ式の失敗率は約25%です。
荻野博士の理論には落ち度もなく
排卵期の前後に妊娠の可能性があるという考え方も
まちがってはいません。
ですから、もしオギノ式を理想的な状態で行うことができるとすれば、失敗率は約1〜9%程度までに下げることができます。
しかし、
女性の体というものは理論では解決できない部分も多くあるため、
どうしてもこれだけの方法では正確に排卵期を
計算することは難しいといえます。
荻野博士はこのことも理解していたため、
オギノ式を避妊法に取り入れようとする意見には最後まで
反対されており、
「女性の体には100%安全日などというものはない!」
とまでおっしゃっていました。
ですから、オギノ式を避妊の目的で使うとするならば、
かならず他の避妊法と併用することが望しく、
100%この方法だけに頼ることは危険といえましょう。
これらの点からもわかるように、
オギノ式は避妊目的ではなく懐妊目的として用いるほうが、
本来の趣旨にそっておりより効果的なのかもしれません。
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2008年02月05日
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